アクティブ・ラーニングを促す教育手法 ~パスファインダーを手掛かりに~
以下の日程で、学内FD講演会を実施しました。
[講演会の概要]
テーマ: アクティブ・ラーニングを促す教育手法 ~ パスファインダーを手掛かりに ~
担 当: 中島 誠(工学部,学術情報室長)
日 時: 2013年9月26日(木)14:50~16:20
場 所: 図書館 科目別学習支援ブースエリア(旦野原キャンパス)
共 催: 高等教育開発センター,学術情報拠点(図書館)
[概要]
パスファインダーは、学生が特定のテーマについて学習する際に、
手始めとなる基本資料の一部や、図書館における調べ方を紹介して、
アクティブ・ラーニング(主体的学習)を促進するための手引きです。
この勉強会では、多くの大学で作成されているパスファインダーの特徴や
導入の意義だけでなく、その作成方法も紹介して理解を深めます。
[ポスター]
[参加者]
工学部・・・3名
経済学部・・・1名
図書館・・・3名
高等教育開発センター・・・3名
産学官連携推進機構・・・1名(資料請求の希望)
[報告]
講演会風景
工学部教授(学術情報室長)中島 誠氏より、
パスファインダーの定義、意義、導入することによる教育的効果についての説明がありました。
単なる検索ツールではなく、初学者である学生の学習を方向付けることで、問題解決能力、メディア活用能力、
課題探究心の向上を図ることができ、能動的な学習を促進する手段として期待ができること等について、
他大学の事例、大分大学のシステムとともに説明がありました。
講演後の議論では、普及のための課題や、今後の教養教育のあり方、学習形態を変革させるツール
であること等にも話題が及びました。
今後は、図書館と高等教育開発センターが協同して、学生のアクティブラーニングを促す授業方法の提案も含め
「パスファインダー」の普及を進めていきます。
(更新)2013年9月26日
(文責)牧野 治敏