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日本人学生による英語スピーチコンテスト2009

 高等教育開発センターは、2010年3月9日(火曜日)に、日本人学生による英語スピーチコンテストを実施しました。今回で3回目となるこのコンテストは、本学の中期計画・中期目標に掲げられた「外国語を含むコミュニケーション能力の向上を図る教育を充実させる。特に、英語については、『仕事で英語が使える』人材の育成を目指して教科内容等の改善を図る。」「 語学能力としての英語、学習内容と関連した英語能力、プレゼンテーション能力の育成をはかる」ことを目的として開催されるものです。
 本年度は新たな試みとして、スピーチ部門とプレゼンテーション部門の2部門を設定し、参加者を応募したところ、スピーチ部門には5名、プレゼンテーション部門には2名の参加申し込みがありました。

 スピーチコンテストは13時より、旦野原キャンパス教養教育棟2階27号教室で開催されました。
 開会行事では、副学長教育担当理事大嶋教育福祉科学部教授より挨拶があり、熱心な学生が集まりうれしく思うこと、これからも英語の学習を続けて欲しいこと、ご自身の語学の学習方法の紹介、また、次回には、ご自身も英語で挨拶をすること、次回は開催の時期や形態について改善することなどの挨拶がありました。

 

 

 

 

 

 
 司会による、本コンテストの日程説明と審査員の5名の先生方の紹介の後、発表が始まりました。
各部門の発表タイトルと発表者は次の通りです。(1件の発表時間は約10分)

スピーチ部門 発表者
1.What I learned in my student life. Humio Riu  (里宇 文生)
2.The importance of communication with foreign people Takeru Kanaya ( 金谷 武尊 )
3.A Mature Boy Toshio Uchiki  ( 内木 敏雄 )
4.Face the cherish life Ryouhei Hara ( 原 遼兵 )
5.What did China teach me ? Yuta Inoue ( 井上 雄太 )
  
 
 
プレゼンテーション部門 発表者
1.International discussion Keita Tanaka ( 田中 啓太 )
2.My coming of age ceremony in France Reiko Ishimaru ( 石丸 玲子 )
 

 

 再開後は、審査結果発表、表彰式、講評が行われました。

 審査結果は、園井先生(工学部)より発表されました。スピーチ部門では、最優秀賞1名、優秀賞2名、奨励賞2名。プレゼンテー諸運部門では、最優秀賞1名、優秀賞1名が、それぞれ発表され、引き続く表彰式では、羽野学長より、各受賞者に賞品と副賞が手渡されました。

 表彰式の後、学長から、仕事で英語が使えることは、もはや当たり前であり、今日、ここに集まった皆さんには大変期待していること。また、日本の中の英語だけでなく、外国での英語を是非体験して、英語力を磨いていって欲しいとの挨拶がありました。

 

 

 

 審査員の園井先生からは、本日のコンテストでの審査について、スピーチには、テーマが明瞭であることと、聴衆にきちんと伝わることが何より大切であるとの観点から審査した旨の報告がありました。
また、今回の審査員である、稲用茂夫先生(教育福祉科学部)、中逵俊明先生(経済学部)、Sean Chidlow先生(医学部)、園井千音先生(工学部)、長池一美先生(国際教育研究センタ−)からの講評として、現代の風潮として、伝わればいいと言われているが、それは違うということ。よいスピーチのためには、ボキャブラリーとグラマーが重要であり、その上に、聞き手にきちんと伝えるためのレトリックとコンフィデンスが必要である。継続することが何より大切である。英語で発表する勇気を持って、そして継続して欲しい。独自のアイデアを発表すること。非常にポテンシャルの高い人たちが集まったので、今後に期待している等のコメントがありました。

 

 

 

 

 最後に、参加者と審査員の記念撮影をして、スピーチコンテストを終了しました。 年度末の慌ただしい時期でしたが、多数お集まりいただき、ありがとうございました。

[参考]案内ページ

(文責)牧野 治敏
(編集)尾澤 重知

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