「日本人学生による英語スピーチコンテスト」概要報告
高等教育開発センターは、2009年3月5日(木)に、昨年に引き続いて「日本人学生による英語スピーチコンテスト」を開催しました。このコンテストは、本学の中期計画「外国語を含むコミュニケーション能力の向上を図る教育を充実させる。特に、英語については、『仕事で英語が使える』人材の育成を目指して教科内容等の改善を図る。」を実践するため、語学能力としての英語、学習内容と関連した英語能力、プレゼンテーション能力の育成をはかることを目的としています。
スピーチコンテストは、教養教育棟35号教室を会場として、午後1時より始まりました。司会者による本コンテストの概要の説明に続いて、嘉目理事から、このスピーチコンテストの学内での認知度は、まだまだ高くはないが、本学の教育方針に沿ったものでもあるので、今後の広がりを期待します。発表者は思う存分実力を発揮して本学の英語学力の水準を示してほしいとの挨拶がありました。
今回、4名の応募がありましたが、体調不良による辞退があったため3名の発表となりました。スピーチは1人10分を持ち時間として、①自身の米国滞在経験をもとにした教育への提言、②環境問題に対する身近な取組み、③米国の前国務長官の演説に触発された今後の自分の決意をテーマとするものでした。
審査終了後、審査委員長から全体の講評とともに審査結果が発表され、1名の最優秀賞、2名の優秀賞が発表され、学長からそれぞれの受賞者に賞状と副賞が贈られました。
レベルの高いスピーチで審査には非常に苦心し、やむを得ず順位をつけたが、どのスピーチも最優秀賞に値するという高い評価がある一方で、視野を世界に向けること、内容の意外性等で聴衆の興味を引きつけること、アイコンタクトをとること等で次回のスピーチをもっと良くして欲しい旨の発言がありました。 終わりにあたって、学長から、この様なコンテストで英語のスキルを磨くことは大変素晴らしいことであり、今後ますます英語の腕をあげていただきたいとの挨拶がありました。 参加を引き受けてくれた学生の皆さん、また審査をしていただいた先生方には、御礼を申し上げます。
(更新)2009年3月31日
(文責)牧野 治敏
(文責)尾澤 重知