COC事業に関する勉強会
本センターでは、Center Of Community(COC)事業に関する勉強会を主催しました。
3月1日に文部科学省で行われた説明会の内容、参考になる学内事例について情報共有し、本学では今後、どのような提案や活動が必要となってくるのかを議論しました。
[勉強会の概要]
日 時: 2013年3月18日 14:50~16:20
場 所: 高等教育開発センター室1(旦野原キャンパス 教養教育棟2階)
話者1: 清水 博人(学生支援部長)
テーマ: 平成25年度「地(知)の拠点整備事業(大学COC事業)」説明会の内容
話者2: 氏家 誠司(工学部 応用化学科 教授)
テーマ: スーパー連携大学院構想事業で「地域コア」の紹介
話者3: 石川 雄一(工学部 応用化学科 教授)
テーマ: 地域の産学官の連携からの提案
3つの話題提供の後、これからのCOC構想について議論を行いました。
企画案完成までスケジュール、地域ニーズの把握、COC事業として再編成できる学内資源の集約、全学的取り組みとしての合意形成など進行上の課題が浮き彫りになりました。COC事業について、文部科学省は「今回の補助金申請をするしないに関わらず、全ての大学がCOC構想をもって運営されるべき」との考えを示しています。大分大学が地域との連携を具現化していくには、本学の存在意義や方向性を全学に意識化していかなければなりません。教員が個人的つながりから地域と連携している例は本学でも数多く行われていますが、全学規模の取り組みとして扱っていくには、意思決定組織のリーダーシップや本学に対する強い地域ニーズの把握が必要だと感じました。
今回の勉強会を通して、全学規模の動きだしが急務であるとともに、本学の長期的展望を元にした大学改革が必要であると再確認しました。学内の進展があり次第、継続的に勉強会を開催していきたいと思います。
[参加者数] 9名(理事1名、工学部教員3名、学生支援部1名、センター教員4名)
[参考]大学改革実行プランについて:(文部科学省HP)
地(知)の拠点整備事業(大学COC事業):(文部科学省HP)
Webで「 地(知)の拠点整備事業 」を検索すると、COC事業に関係する新聞報道や
シンポジウム・フォーラム、高等教育関係者の見解が数多く見つかります。