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授業支援ボックスの操作説明会

 以下の日程で、授業支援ボックスの操作説明会を実施しました。

[講演会の概要]

  テーマ: 授業支援ボックスの操作説明会

  担 当: 末本 哲雄(高等教育開発センター)

  日 時: 2015年1月20日(火)16:30~18:00 教養教育棟27号教室
          1月22日(木)16:30~18:00 工学部2第一講義室棟203号教室
          1月23日(金)16:30~18:00 経済学部201号教室

[案内文]

 工学部機械工学棟1階103号室「機械資料準備室」に「授業支援ボックス」を設置した複合機が導入されました。
 授業支援ボックスは、手書きレポートをスキャンすると、OCRで学籍番号(正しくはアルファベット1文字+学籍番号7文字)を読み取り、学生ごとに自動でWebClassにアップロードしてくれるものです。
 手書きレポートに関するデジタル保存、得点の記録、出席管理、オンライン経由での返却とフォードバック、簡易アンケート(2桁数値×5個)などに使えます。

[内容]

 授業支援ボックスで何ができるか、どうやって使うのかをパソコン操作やビデオを使いながら講習します。 (3日とも同じ内容)

[参考]

  「授業支援ボックス」製品ホームページ(富士ゼロックス社) → リンク

[対象]

  ・手書きレポートをデジタル化と自動返却に関心のある教員
  ・手書きレポートの回収とともにアンケートをとりたい教員

[資料]

  ・説明用スライド

[参加者]

 1月20日(火)[会場:教養教育棟]
  ・高等教育開発センター…1名

 1月22日(木)[会場:工学部]
  ・工学部・・・4名
  ・高等教育開発センター・・・1名

 1月23日(金)[会場:経済学部]
  ・経済学部・・・1名
  ・工学部・・・1名
  ・高等教育開発センター・・・1名

[報告]

 短い広報期間だったにもかかわらず、6名の教員が参加してくれました。新しいシステムで何ができるのかについて関心があったようです。
 講習会は3部構成で企画しました。第1部「授業支援ボックスとは」では、この仕組みの全体像と操作処理の入り口とデータ回収となる出口に焦点をあてました。第2部「操作体験(自習)」では、実際のパソコン画面や操作手順のビデオを用いながら、一連の流れを通してやっていただきました。第3部「読み取り結果のパターン」では、読み取りに失敗した時のパターンを紹介し、WebClassへのデータを登録しないで使う方法と「NGフォルダ」の考え方などを紹介しました。
 実際にオンライン経由で手書きレポートを返却する機会が発生するかどうかが分からず、自分の授業での有効性についてはまだ検討する必要があるとの余地があるというような意見がありました。ひとまずは、授業支援ボックスのような仕組みがあることを知り、後の授業改善の手段のひとつとして押さえておくようです。
 現在の教室環境では、どうしても紙を使った確認テストや感想の提出が主流であるため、授業支援ボックスのような仕組みで記録や双方向性をとることは重要だと考えます。今後も事例を収集して情報提供ができるようにしていきたいと思います。

(文責)末本 哲雄

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