第25回ひるFD コピペ判定支援ソフト「コピペルナーV3」のデモ
以下の日程で、ひるFDを実施しました。
[講演会の概要]
テーマ: コピペ判定支援ソフト「コピペルナーV3」のデモ
担 当: 末本 哲雄(高等教育開発センター)
日 時: 2014年2月26日(水)12:20~12:50
場 所: 高等教育開発センター室2(旦野原キャンパス教養教育棟2階)
[案内文]
毎週水曜日の昼休みに30分程度で可能な授業改善ネタを提供しています。
興味ある方はお気軽にお立ち寄り下さい。
[内容]
レポートのコピペ判定支援ソフト「コピペルナーV3」のデモをします。
・Webサイトからの引用チェック と 学生ファイルの関係比較ができます。
・いくつかのWordファイルを持参すれば、自分のデータで機能を確かめられます。
[対象]
・来年度にレポートを課す予定の教員
・コピペルナーに関心をもつ教職員
[参加者]
工学部・・・1名
経済学部・・・1名
高等教育開発センター・・・1名
[報告]
コピペ判定支援ソフト「コピペルナーV3」の操作画面と手順を紹介しました。
特に「キーワード」がどのようにコピペ判定に機能しているのか、
どのような場面で有効に使え、どのような場面で有効に使えないのかを紹介しました。
例えば、
・同じレポート課題に対して受講生が取り組む場合は有効である。
(→ 作業を一括できるという意味)
・各受講生が自分でレポート課題を設定して論じる場合は煩雑になる。
(→ 1人ずつ検証しなければならない)
・キーワードを元に参照するWebページの内容が学生が転載した内容と一致する時は
かなり有効である。
(→ 検出率が高いという意味)
・キーワードを元に参照するWebページの内容が、学生が転載した内容と一致しない時は
コピペをしていても検出されない。
(→ 絶対的ではないという意味)
・単純にレポート文の一部をGoogle検索にかけるだけでも、見破れる時もある。
(→ 手間はかかるが、併用を推奨する)
紹介の後、レポートの効率的なチェック方法(→ ルーブリックを提案)や
プログラミング学習でのチェックでの利用可能性(→ 似た記述の行が多いから難しいか?)、
手書きレポートからの効率的な活用手順(→OCRソフトの利用が必要)、
レポートファイルの簡単な管理方法(→ WebClassの提出機能を推奨)などについて、
議論を行いました。
(更新)2014年2月26日
(文責)末本 哲雄